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静岡、納骨堂・永代供養「墓じまい」

2021/01/19

「墓じまい」とは、いまある墓を取り壊して、お骨を掘り出して元の状態に整地することをいうのが一般的です。ここで勘違いしてしまう輩が多少いると聞きます。墓を持つことをやめてしまって、遺骨をどこかに処理してしまい、先祖供養すること自体を放棄する人が増えつつあるように感じる昨今です。

 しかし、遺骨を勝手に捨てたりすることはできない。遺骨は新しい場所に安置する必要がある。それも新旧の墓の管理者や自治体から証明書を発行してもらうなどして、ようやく墓を更地にすることが出来ることになる。厳密にいえば「墓じまい」という言葉は「いまあるお墓を閉じて、遺骨を新しい場所に引っ越して供養する」という一つの流れのなかの「お墓を閉じる」という部分だけを指す言葉ということになる。つまり「改葬」することが本義である。

そうはいっても、最近では引っ越しまでのすべてを行程を含めて「墓じまい」というケースも多い。重要なことは、「墓じまい」は「遺骨の放棄」ではということを前提としなければならない。

厚生労働省の統計によると、墓じまいの件数はこの10年ほど、ほぼ右上がりに増加しているという。2008年度は72,500件であったところ、10年後には105,000件と44%も増加したとのこと。詳しくみると、墓地所有者の分からない「無縁墓」を除いた、所有者による意識的な墓じまいは、やはり同じように10年後には10万件を超え48%も増えている。これからまだまだ増加するものと感じ取られる。