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静岡、納骨堂・永代供養「昭和の葬儀(6)」

2019/06/06

葬儀とは、臨終のお経(枕経)に始まり、通夜、葬送儀式、火葬、舎利(骨)上げ、初七日、四十九日忌、埋葬までをいう。

枕経にゆき亡くなられた方の調書を書して、法号をお付けする。いよいよ通夜に進んでゆくが、この時、僧侶の控え室は自宅の何処かの着替えの出来る場所が与えられる。家によって様々で時には座布団1枚分の空間しか無いお宅もあったりする。隣保班が座布団をかき集めてきて全員正座で式は進む。式が始まると読経が始まり、淀みなく進み焼香へ、家の中で始まると外の玄関または葬式部屋に近い処に焼香台が用意されており、外にいる人々も各々焼香を済ませる。焼香を終えると直ぐに車に向かい帰ってゆく人もいたりする。家の中はお香の煙だらけになり風向きでは非常に息苦しい場面も多々あった。また、町中と農村地区と比べると、後者の方が儀式中雑声が大きくて、お経そっちのけでお喋りしている場面も多々あった。

最後に遺族親戚の挨拶があるが、今と違い正座をしていた時代殆どの人が足がしびれて直ぐに立てない。間合いが分かっていてもなかなか立つことが出来ない。無理矢理立って歩こうとすると足が言うことを効かず前のめりに倒れる。若い人ほど経験が乏しいので転げる確率は高い。それを見て一同が笑う。故人の人生最後の儀式お通夜で思わず、「グゥフフ」と数名の声が聞こえる。息子である施主の場合は当分トラウマが残る。

施主とは、葬式の供養をする主人であり、葬式の場所を提供する主人のことでもある。

令和となり、当山彌勒の丘ではお通夜も葬儀もいたします。