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静岡、納骨堂・永代供養「ドライブスルー」

2019/05/13

車に乗ったまま葬儀に参列できる全国初の「ドライブスルー葬儀システム」があると聞いてはいたが、長野県上田市に2017年12月新設されたらしい。長寿で知られる長野県。このシステムが目指すのは、葬儀のファーストフード化ではなく、障害者・高齢者も参列できる「葬儀のバリアフリー」だという。確かに時代をよくよんで考えたものだ。
 システムを開発したT氏は6年前、身体が不自由な人を車まで案内した際、「高齢者や障害者にとって几帳や焼香をするだけでも負担は大きい」と感じたらしい。反面、日本人は葬儀の参列などのお付き合いを大切にする。「葬儀に参列したい」という気持ちがある人を気兼ねなく参列させてあげたいと、車を降りずに参加できる方法を検討したという。一方、同市内で冠婚葬祭事業を展開するRアイのH氏も葬儀参列の際の障害を長年問題視していた。身体の不自由な人は時間も労力もかかり、周囲にも気を使うため、参列時代自体を 諦めてしまう場合が少なくない。TさんとHさんは何度も話し合い、いくつかの改善を経て、システム導入を決めた。
 どのように進めるかというと、標示に従いドライブスルーエリアに行き、係員からタブレッドが渡され、それに住所氏名を入力して記帳。香典を預けると焼香盆を渡されて、車内で焼香をするという。式場内にいる遺族らはモニター画面で確認することができる。よく考えたものだと思うが、普及なるかといえば疑問符が残らない訳ではない。しかし、こういう時代になってはきた事は事実として受け止め、今後さらなる進化発展をみたいものだ。